2/24水産経済新聞サンの記事より
「国産水産物および水産加工品輸出拡大協議会」
が発足されました。
JF、全漁連、全海水、全水加工連、全かま連の5団体の
オール水産で 輸出促進をスタートさせる、とのこと。
写真の真ん中におられる女性は「漁政課長の新井氏」
2014年度の関西水産の会の総会にも、わざわざ東京からお越しいただき
「水産業界のこれから 」←ざっくりしてますが・・・
というお題で、1時間ほどお話いただきました~
今の水産業界、国内商売では、なかなか儲からない・・そんな実感をひしひしと
感じています。
急激な円安傾向と、消費税アップにより輸入魚業界は利益を出すことが
非常に難しくなっております。
そこで当社フューチャーフィッシュも輸出事業の立ち上げを模索して
おります。
昨年秋からは、中古車輸出も始まり、、、、、、
やはり、次に目指すは「水産物輸出」
1月には社長が、2月にはワタクシ副社長がドバイへ出かけて来ました。
ワタクシ副社長、GULFOOD(中東最大級の食の展示会)へ現地の
ビジネスパートナーと共に行ってきました!
なぜだか動画しか撮ってなくて・・・画なしで申し訳ありません
何万というブースが出ていたのですが、JETROサンの 日本企業ブースが
何より目立っておりました!
すさまじいパワーでした
そんな中、ビジネスパートナーと様々な食品の試食をしながら・・・
やはり現地在住の方々の嗜好を探っていくところから 始めてみようと・・・
ドバイに住んでおられる方々は、水産物も食されます。
お刺身はサーモンがかなり流通してますし~
日本製水産物は「イケル」と確信して帰国いたしました
オール水産 はコメントを受け付けていません。
10月、水産庁の視察で訪れた銚子漁港
この日は、サンマ1200トン
マグロも一隻からすらりと並びました~
銚子漁港に築地から、コレを学ぼうと視察に来られたそうです・・
コレとは、「魚の下のパレット」
通常、多くの市場などでは、魚を地面においてセリを行います。
しかし、その行為は不潔と見られても仕方がありません。
銚子漁協の組合長に伺ったところ、夏場はこのパレットの下に
氷をしいて、マグロの鮮度を保つとのこと。
魚肉に直接、氷を当てると痛むので、そこは慎重に・・・
先日、街の古くからある商店街へ行きました。
お肉屋さんとお魚屋さんが隣接して営業されていました。
お肉屋さんは、肉を冷蔵ショーケースに 並べ、ライトをあてて
販売しておられました。
隣のお魚屋さんは、魚の下に氷をひくこともなく・・
店先に魚を並べて販売しておられました。
私たち魚屋は、消費者の皆さまの目線をもっと気にしなければ
いけないと感じました。
「食べてみればわかる!美味しいから~」
だけでは、なかなか手に取って買っていただくまでには至らない・・・
見るからに美味しそうで、清潔であり、家族に食べさせたくなる
そんな売り方を考えていくべきなのだと。
カラー診断の先生に伺ったところ、青や緑は食欲減退の色。
あえて、パッケージをそんな色にしなくても。
以前から考えていたのですが・・・
お魚のパッケージをお菓子のようにカワイクわくわく
する
パッケージにしてみたら・・・
手に取ってみたくなるかもです!
すっかり秋らしくなり、肌も乾燥してきてるワタクシ副社長です
水産経済新聞サンに掲載されています~
株)長太水産 山崎社長
山崎サンは、淡路島・岩屋で網元漁師を務めながら、飲食店へ
「お魚プロデューサー」として水産物の提案販売を行って
おられます
山崎サンのお魚へ対する思いは熱く
「魚を売るのではなく、魚の美味しさを伝えたい」とのこと。
何度か、ご一緒していますが、魚の食べ方を語らせたら
全国一・・・いや、世界一だと思いました!
10/10、11に開催された「道頓堀BAL」では屋台を出され
水産物だけではなく、淡路島のタマネギ一個のホイル包み焼きなど
活気のある屋台を展開しておられました~
このまま既存の売り方をしていては、水産第一次産業がつぶれてしまう
と、
あらゆる角度から、斬新的に魚の食べ方を伝えておられます。
私たち消費者は、スーパーなどで魚を購入する際、フィレにして
もらったり、頭や内臓を落としてもらって、出来るだけ廃棄する部分が
少ないように・・・という買い方をします。
山崎サンいわく、一番美味しいところを捨ててしまい
もったいない
その上、可食部分が少なくなり割高感がある。
だから、魚は高いと感じてしまう・・・と。
魚をサッサっと捌けさえすれば、
魚一匹丸のまま購入し、半身は冷凍保存しておけば、次回また
コレが出来れば魚食復活、近いのになぁ~
兵庫同友会でご一緒の
株)Earth!nkさん
フィリーズドライ商品などを国内はもとより、海外へも販売されている
企業サマです~
http://www.mentwo.com/
そして、こちらが株)Earth!nkの崎野社長サンところの商品
衝撃で、イナズマが走りました・・・
http://www.freezedrya.com/product/442
今回のこの「ひもの革命」は、冷凍保存の必要がなく温める必要もない 😯
封を開けて、そのまま食べることが出来ます
ワタクシ副社長・・・干物だと聞いておりましたので、フツーの宅急便で
届いてビックリ!その上、開けてビックリ
本当に衝撃の一品です!
サンマ、アジなど種類があり、小売価格は、各410円。
もちろん、オーブントースターや湯煎などで温めると、さらに美味しく
いただけます
海外出張へ行かれる方や、常備食など用途は多岐にわたりそうです 。
最近、大手量販店で手にした骨とり魚
「フロム東北」や、「FASTFISH」など認証を受けている商品。
こちらは、もちろん要冷蔵で焼いて食べるようになっております。
「骨とり魚」が出てきた当初、鮮度落ちの臭いがしたり、味付けがとても濃く
魚本来の味が分かり難かったり、、、
しかしながら、今では加工技術があがり
コンビニでは品切れ商品もあるとか・・・。
忙しい子育て中の主婦の方々には、骨の無いお魚は
子どもに安心して食べさせることができる一つのツール。
幼少期にお魚を食べる習慣を身につけてもらえると
次世代の「魚食」復活は 、希望がもてそうです
賛否両論ありますが、 忙しい主婦にとっては有難いラインナップ
の一つになってきてるのですね
ワタクシ副社長・・・人生で初めて銚子港へ
行きました~
前日まで、台風だったので心配しましたが・・・
水産庁の水産政策審議委員としての視察でした
全国水揚げ量№1の港だけあって、活気が凄い!!
秋の味覚といえば「サンマ」
この日一日だけで1200トンもの水揚げだそうで・・・
大型トラックがバンバ入ってきて、水揚げされたサンマを積み込み
他府県へと配送されます
そして・・・銚子といえば「地きんめ~」
ワタクどもフューチャーフィッシュもニュージーランド産キンメダイ
を輸入しておりますが・・・やはり近海のキンメダイは素晴らしいですね
もちろん、お値段も違います~
ワタクシどもフューチャーフィッシュは庶民の味方として頑張ります
そして、この選別の機械!
銚子漁協の組合長サンから伺いましたが・・・お高いそうです!
しかしながら、100グラム単位で選別できるとか。
そして、ちょっとビックリしたのは、浜で下働きされるのは
全て、漁師サンの奥様たち
だから銚子港は女子率が高いのですね~
こちらは、ハモの小さいヤツ!
未利用魚というくくりのものです。
ラウンドで100~200グラムくらい。
ケースで、100円とか200円の世界です。
もちろん、捌いて天ぷらにしたら美味しいに決まっているのですが
その手間を考えると・・・なかなか値がつかない・・・という現実。
たまに、飲食店サンが買ってくださるそうです。
港で言われていいるのは、この未利用魚をなんとか商品価値がある
魚にしたい・・・ということ。
どこでも、売れる魚は値がついて、ひっぱりだこ。
魚の全てに価格の平準化が出来れば・・・いうことなしなのですが・・・