2017年 2月 22日版
水産経済新聞の貿易特集にて
企業紹介しております
うちの企業紹介・・・
以前はカラーで出していたのですが
あまりにも奇抜ハデ
周りとの調和がとれていない・・・
ということもあり、白黒です!!!
話し変わって
フューチャーフィッシュは起業当初から
・魚の加工には極力手を加えない
・鮮度や旨みを味わってもらいたい
上記を企業のモットーに掲げ
海外現地からワンフローズンの原料を輸入する
または
魚の骨とり加工に消極的
であったわけです
水産大手商社業界と逆行して、コレを脈脈と続けているわけです
今回の特集記事は「貿易」
しかしながら・・・厳しい現実をつきつけられる形に
なっています。
(記事の内容をちょっと書きますね)
「買い負け ニッポン 減少の一途」
① かつて日本向けのスペックが最上かつ
原産国の目標だったにもかかわらず
いまや、日本に来る水産物は
№2や小型魚の安い魚ばかり・・・
の落ち武者ぶりである
② (水産加工製品)小売の店頭価格に合わせたり
小骨リスクを恐れたり、有名大手と付き合うことを
最優先してコスト難に陥ったりと寄ってたかって
デフレに融合した最終形が今の姿だ!
輸入水産業界は、消費者に魚を食べてもらいたい
と
骨とり切り身などのファストフィッシュ政策(手軽に
魚を食べてもらう)をとってきました。
しかし、いくら海外工場だといえ、骨とり工程を行ってもらえば
コスト高になるのは必至。
その上、魚の切り身から一本でも骨が出てきたら
始末書どころの騒ぎではなくなるのです。
恐ろしい話です
そこまで手を加えても、小売り価格を上げてもらえるわけでもなし。
そんなに手を加えて、魚本来の旨みを残せる技術のある
海外工場がどのくらいあるのか・・・
もちろん、頑張っているところもあります!!!
本来であれば、消費者に美味しい水産物を食べてもらうために
良品を作ることが水産加工業者の責務。
そして、その付加価値を知ってもらって売る努力をするのが
流通小売りの責務。
結局、消費者の求めるところから、ドンドン遠ざかっているように
感じます。