10月、水産庁の視察で訪れた銚子漁港
この日は、サンマ1200トン
マグロも一隻からすらりと並びました~
銚子漁港に築地から、コレを学ぼうと視察に来られたそうです・・
コレとは、「魚の下のパレット」
通常、多くの市場などでは、魚を地面においてセリを行います。
しかし、その行為は不潔と見られても仕方がありません。
銚子漁協の組合長に伺ったところ、夏場はこのパレットの下に
氷をしいて、マグロの鮮度を保つとのこと。
魚肉に直接、氷を当てると痛むので、そこは慎重に・・・
先日、街の古くからある商店街へ行きました。
お肉屋さんとお魚屋さんが隣接して営業されていました。
お肉屋さんは、肉を冷蔵ショーケースに 並べ、ライトをあてて
販売しておられました。
隣のお魚屋さんは、魚の下に氷をひくこともなく・・
店先に魚を並べて販売しておられました。
私たち魚屋は、消費者の皆さまの目線をもっと気にしなければ
いけないと感じました。
「食べてみればわかる!美味しいから~」
だけでは、なかなか手に取って買っていただくまでには至らない・・・
見るからに美味しそうで、清潔であり、家族に食べさせたくなる
そんな売り方を考えていくべきなのだと。
カラー診断の先生に伺ったところ、青や緑は食欲減退の色。
あえて、パッケージをそんな色にしなくても。
以前から考えていたのですが・・・
お魚のパッケージをお菓子のようにカワイクわくわく
する
パッケージにしてみたら・・・
手に取ってみたくなるかもです!
すっかり秋らしくなり、肌も乾燥してきてるワタクシ副社長です
水産経済新聞サンに掲載されています~
株)長太水産 山崎社長
山崎サンは、淡路島・岩屋で網元漁師を務めながら、飲食店へ
「お魚プロデューサー」として水産物の提案販売を行って
おられます
山崎サンのお魚へ対する思いは熱く
「魚を売るのではなく、魚の美味しさを伝えたい」とのこと。
何度か、ご一緒していますが、魚の食べ方を語らせたら
全国一・・・いや、世界一だと思いました!
10/10、11に開催された「道頓堀BAL」では屋台を出され
水産物だけではなく、淡路島のタマネギ一個のホイル包み焼きなど
活気のある屋台を展開しておられました~
このまま既存の売り方をしていては、水産第一次産業がつぶれてしまう
と、
あらゆる角度から、斬新的に魚の食べ方を伝えておられます。
私たち消費者は、スーパーなどで魚を購入する際、フィレにして
もらったり、頭や内臓を落としてもらって、出来るだけ廃棄する部分が
少ないように・・・という買い方をします。
山崎サンいわく、一番美味しいところを捨ててしまい
もったいない
その上、可食部分が少なくなり割高感がある。
だから、魚は高いと感じてしまう・・・と。
魚をサッサっと捌けさえすれば、
魚一匹丸のまま購入し、半身は冷凍保存しておけば、次回また
コレが出来れば魚食復活、近いのになぁ~