2013年08月16日
カテゴリー: 津森恵子の「ワタクシ 副社長です」

ワタクシ副社長、このインターンシップを受け入れしようと
考えついたのは・・・
当社専属のパキスタンエージェントの成長を見たときでした。
フューチャーフィッシュは14年前からパキスタン産タチウオ
を輸入しております。
そこには、パキスタン人のウメル氏の存在はとても偉大です。
彼との出会いで、フューチャーフィッシュは一時
タチウオ輸入量No.1になりました。

しかし、彼は病魔に侵され早くに亡くなってしまいました。
そこで登場してきたのが、息子のボビーでした。
二十歳そこそこの彼は、英語も話せない、貿易もわからない
もちろん魚のことなんて、まったくの無知でありました。

ワタクシ副社長、ココロの底で「これでパキスタンからの
輸入は終わった・・・」
と思いました。
しかしながら、社長の毎日の怒鳴り声に耐え、パキスタンは
カラチのフィッシュハーバーの漁民や工場主の期待に応え
成長を遂げていったんです。
パキスタンビザでは日本へ入国できにくいので、イングランド
ビザを取得。
再々、日本へ来ては魚のこと、日本の国民性を勉強して帰国
していきました。

この成長を見て、日本の若者はこんなにアグレッシブに行動
出来るのだろうか・・・という疑問。
そこからインターンシップの受入を試みる決意をしました。

フューチャーフィッシュのインターンシップは厳しいです。
今回は「貿易という物流」を学んでいただきました。
貿易という物流は昔ながらの品物の流れ・・・(昔から続いている
物流形態)
そして、学生さんたちに一番身近な今の物流を各人、研究して
いただき、「物流の今昔」を比較していただく課題を出しました。
そして(まだあるんですsmile)フューチャーフィッシュの次なる
事業形態を考えていただき、最終日に発表していただく・・・
「あなたがフューチャーフィッシュの社長なら、どうする?」
てな感じですflair

カリキュラムでは、金融機関の方、商工会議所の方の話を伺い
京都の卸売市場へ出向き、実際に昔ながらの形態を目の当たりに
し、そして物流の大動脈である冷凍倉庫へも入らせていただき
世界中から荷物が輸入され、まさに現代の物流形態であるコンビニへの
配送などの説明も受けさせていただきました。

学生さんたち・・・頭パンパンdashですわ。

その間にTPPについてディスカッションもあったので資料集め
もやり、「反対」「賛成」の意見も各自、決め

この議論は素晴らしかった~heart01
この議論は何日か前のブログにアップしております。

そして最終日、近畿大学の辻教授とキャリアセンターの三上さん
にもお越しいただき発表会となりました。

 

これも各自、ブログにアップしてくれています。
素晴らしい発表になりましたcryingheart01

今回のインターンシップは私たちだけでは、こんな成果を得ることが
出来ませんでした。
ご協力いただきました、商工会議所の藤本さん、シーフーズ大谷の大谷社長
そして、冷凍倉庫の見学を快く引き受けていただきました
横浜冷凍㈱の池田ブロック長はじめ、畠舎課長、迫田課長
通関士の一宮さん   本当にありがとうございました。

そして今回のインターンシップを真剣に頑張ってくれた学生の
みなさん、本当にありがとうございました!

 


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