2012年02月19日
カテゴリー: 海外のおさかな

私どもフューチャーフィッシュはニュージーランドから
キンメダイも輸入し、卸売しております。
日本近海での漁獲はかなり減少しているのは
もちろん・・・
世界の海でも漁獲減少には歯止めがかからない状況です。


これがニュージーランド産キンメダイ
私たちフューチャーフィッシュが輸入するのは、頭をとった状態で
冷凍保存し、輸入しております。
日本近海のものに比べると、ややオレンジがかっています。

供給が少なく、需要が多ければ、価格が高騰するもの・・・
このキンメダイにおいても、昨年の夏から価格は青天井になり
相場がグングンと上がっています。
相場後記
私たちフューチャーフィッシュは「水産商社」という位置づけの企業です。
そしてワタクシ副社長、何年も前からこのキンメダイの相場を追っかけ
卸売しております。
勝った(黒字)こともあれば、負けた(赤字)こともあります。

「商社」と「ブローカー」の違いは・・・と最近、考えることがあるのですが
大きく3つあるのかな、と。
1.商社は、自社で輸入している商品を在庫している
2.海外現地との直接取引なので、自社あての原産地証明がある
そして最近、ココを一番重要に考えるのですが
3.「商社」は出来る限り相場を安定させ、物流下である水産加工企業
問屋、量販店、飲食店のすべてにおいて、利益をもたらすように
価格設定に努力すること。
単発の「ブローカー」は、その一瞬、自分だけ儲かれば終わり・・という
考えの方も少なくはないと思います。
それによって、相場が乱れ、価格が高騰し、赤字経営を余儀なくされる
企業から悲鳴が聞こえてきます。

儲けが無くなった企業は、キンメダイをメニューからはずし
ますます魚のアイテムが少なくなっていきます。

この難しい時代、単発で儲けを出すような「美味しい話」などは皆無に
等しいと思います。

ワタクシ副社長、微力ですが「水産商社」として、ココを踏ん張って
いきたいと思います。     おわり!


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