2011年09月27日
カテゴリー: おさかなへの意識調査

主婦を含めた方々にご協力いただき「海外産の魚」に対するアンケートを
行いました。

1.海外産の魚にどのようなイメージを持っているか?
・価格が安い   29%
・鮮度が悪い   33%
・脂がのっていない  25%
・まずい      13%

かなり手厳しいご意見が多かったです。

2.海外産を購入したら、美味しかったのでリピートしている
・はい   37.5%
・いいえ  62.5%
「はい」とお答えいただいた方に魚種を聞いてみました
サーモン(ノルウェー)、まぐろ、タチウオ、カラスガレイ

調査後記
アンケートへご協力いただいた方々に伺うと
(神戸市を中心にアンケートは行いました)
冷凍庫の中にお肉類のストックはあるけど、お魚を冷凍した
経験がない・・
というお答えでした。

島根の実家へ帰ると、旬の魚の一夜干しが冷凍してストック
してあり、時期が少しずれても美味しくいただけます。
港の近くで「魚食」を続けている人にとっては、魚を冷凍保存する
ことが食卓を豊かにすることであり、家事の手間をはぶくこと。

わたしたち水産業界は、一般消費者に「魚」を身近に感じて
もらえるよう
肉と同様に魚も冷凍保存が出来る、という
保存方法や、魚自体の特質など
もっと告知していくべきだと感じました。
まだまだ、宣伝不足なのかもしれません・・・・


  1. 正直「やっぱり」と言う感じですね。
    おそらく若い主婦は経験が非常に少ないと思います。
    よほど旦那さんが釣りが好きなら別ですが。
    私自身の市場経験からして、加工屋さん向けの
    冷凍魚の販売はそこそこ有りましたが、
    SM向けは年々減少していました。
    冷凍魚のショーケースのフェーシングで苦労した昔が
    懐かしいです。かなりのスペースを取れましたから。
    でも最近のスペース、スズメの涙程度ですから(泣く)
    野菜では若い人が野菜ソムリエの資格でいろいろ
    身近に野菜をアピールしたりしていますが
    魚ではそうしたアピールをして下さる若い、特に女性が
    少ないです。やはりそうした活動に興味のある
    人々を育てないと難しい問題ですね。

  2. 追伸
    すいませんシーフードマイスターの存在がありました。
    最近、野菜マイスターの方々とのお付き合いがあって、
    青果物中心になりすいませんでした。
    いずれにしても業界全体でアピールする必要がありますね。
    近々に市場関係の業界へ発行する市場情報(メール配信)に
    これらの内容もテーマにしたいと思います。

    • 津森恵子 さん

      ありがとうございます!

      若い主婦の方々に、興味をもっていただくことを考えないと・・・
      青果物はトレサビリティなどあり、一般消費者の方々も興味を持ちやすい分野になってきていますもんね。

      魚に関しては、一般消費者の方々には「謎」の部分があり、説明し難い分野であるように思います。
      若い世代のリーダーに、魚をアピールしていただくことが先決なのかな・・・とも考えます。

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