２００１年９月１１日　アメリカ同時多発テロが起こった
次の年、ワタクシ副社長・・・パキスタンへ出張へ
行きました。

初めての中東出張＆パキスタンでも自爆テロが多いと
聞いていて、かなり緊張しながら現地へ入ったことを
覚えています。

毎朝、真っ暗な時間から（何時だったか覚えてなくて）
モスクからは大音響のコーランが鳴り響き、
ゆっくり眠れたもんじゃなくて・・・

街には白い装束をまとった男性ばかりがウジャウジャ
出回っていて・・・
（女性の姿は全くといっていいほと見かけませんでした）

そんな中、街をうろうろすると、私を見ようとする人だかり
ができるような・・・
（あちらでは、ジロジロ人を見ることが失礼だとか、、、
ないのです）

しかしながら、パキスタンの人たちはとても優しいのです
朝食を食べていても、焼き立てのナンを一番にもってきてくれるし
街のお土産屋さんに入っても、日本のことに興味津々だし・・・
空港では、税関の前に長蛇の列で、そこを通るのに半日かかるのでは・・・
と、飛行機に間に合わない気持ちから焦っていたら
空港の方が、その列で待つことなく、税関に通してくれたり・・・
（袖の下なく・・・です）

でも皆さんが必ず質問してくるのは
「Where  are you from?」
で、こう答えます
「I’m  Japanese」
これを言うと、たちまち皆さん好意的になり、すごく優しく
してくれるのです！
中東の方々は、かなりの親日家が多いようです。

今回、isisに拉致されてる後藤ｻﾝは、シリア人ガイドに
「行くな、なぜ行くのか」と言われたとき、こう言ったと 報道で見ました
「I’m  OK!  Because  I’m  Japanese」

isisとイスラム教を信仰している方々とは全く違う人種である、ということ。
ビジネスパートナーにパキスタン人のボビーがいてくれます。
彼は、真面目で優秀で、とてもGentlemanです。

遠い日本からは、なかなか中東のことを知るチャンスが無いのですが
憎むべきは「テロリスト」！
私は、このテロリストを「イスラム国」などと呼ぶのが大嫌いです。

後藤ｻﾝの生還をお祈りいたします。