2013年11月04日
カテゴリー: おさかなへの意識調査, 日本のおさかな

heart01こんにちは。ワタクシ副社長
11/2 明石浦漁港へ昼網の競りを見学に
行ってきました。
明石浦は全国でも数少ない昼網の競りが
あります。
神戸・三宮界隈の飲食店さんは
~明石昼網獲れたて海鮮ランチfish
のノボリが目につきます。

明石浦漁港へ水揚げされる水産物は、瀬戸内海の
明石浦から淡路島までの狭い海域で漁獲されるもので
操業に比較的、時間がかからないから、昼の競りで
十分間に合う・・・という感じの内容を伺いました。
(説明不足ですけど・・・遠洋に出ないという意味ですcoldsweats01

今、獲れた水産物だけを競りにかける・・・ということで
ほとんど活魚で競りにかけられます。
これは、全国でも珍しいことなんです!

競りの順番を待っている間も、海水につけたままで魚の生存を
保ちます。

丁寧に一匹づつ競りにかけます。

実は↑この写真はかなり貴重な写真で、帽子をかぶってない
一般の人は、この競り場の階段に登れないんです。
今回は漁協の組合長さんが、特別、ワタクシ副社長に許可を
出してくださってので、撮ることができました!!

魚は全て活魚で、競り場も緊張感で充満しており、ちょっと
他では味わえない空気感でした。

明石浦漁協さんが競り落とした水産物は、バックヤードにて
すべて神経〆し、その場で捌いていきます。

こちらは、明石浦漁協の若頭・宮部課長さん!
全国の仲卸さんにもファンの多い方です。

この神経〆をすることで、魚の細胞に「死んだ」ことを伝達せず
身質がいつまでも腐敗しにくくなる、ということです。

この明石浦漁協さんでは、競り落とした魚全部、ウマズラハギ
小さいの一匹ももらさず、神経〆し、その場で捌いていきます。
監督されているのが組合長さんです。

こんだけ手の込んだ処理をし
全国へ水産物を活魚のような美味しさを封じ込めたまま届けたいheart01

本当に、その気持ちだけで仕事をしておられる方々
その熱意を感じながら、重圧に押しつぶされそうで・・・
自分の無力を感じ、その場を逃げたい気持ちを抑えながら
今後、何をすることが出来るのか・・・しっかりと考えていこうと
決意をした時間でした。
3時間近くも会合にお付き合いいただきました漁協関係者の
方々、本当にありがとうございました。

 

 


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